特別な事情がないかぎり、猟銃は自宅保管してくださいと、警察に言われると思います。
ただし、保管には厳しいチェックがあり、基準に適合したロッカーしか使用できません。
ガンロッカーとは？
ガンロッカーとは、その名と通り猟銃を保管するロッカーです。
ただ、通常のロッカーとは異なり、ガンロッカーとして適合するものしか使用できません。
ガンロッカーの適合基準
- 扉、側板、天板など、すべてのスチール板の厚さが、1.0mm 以上を有していること。
- 施錠方法は、かんぬき構造などで、扉の上下を箱体に固定し、はずせない構造になっていること。
- ドアの蝶番がが簡単に壊されたり、はずされたりできない構造であること。
- ロッカー内部に鎖などで、錠を固定できる装置があること。
- ドアの錠は、鎌錠など外からの力によって簡単に解錠できないものであること。
- 錠には、かけ忘れ防止装置を付けること。
- 錠は、鍵違い120 種類以上有するものであること。
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どこで買えるの？
ガンロッカーは、メーカーから購入するか、銃砲店、またはメルカリやヤフオクなどの中古を購入する方法があります。
メーカー
銃砲店
中古販売サイト
ネットショッピングモール
休ハンは、5挺保管できるKSKのガンロッカーを「メルカリ」でちょうど手放す方がいたため、安く購入することが出来ました。まあ、安いとはいえ、18,000円はしましたけど…定価だと4万近くするので安いっちゃ安いのか…。
どこに設置するの？
壁にかけて保管なんてもってのほか、ロッカーは持ち運べないように、壁にアンカーを使用して固定する必要があるため、賃貸では厳しいかもしれませんが、銃砲担当者によっては、ディアウォール（ツーバイフォー）を利用して固定しても審査に通ったことがあるみたいなので、銃砲担当者に相談してみてください。
賃貸以外では基本的には壁に穴をあけ、固定する必要がある可能性が高いです。
たまにマンションなどで保管に疑問を持つ住人がいて揉めることもありますが、猟銃を補完するのは、共用部ではありませんので、他人に拒否する権限はありません。それを認めてしまっては、ナイフや日本刀、料理包丁すら所持できなくなってしまいますからね…。
しかも、猟銃の申請をした人は、精神科の診断書を警察署に提出してから審査が始まるので、基本的に医師に精神的に問題がなく、無害だという認定をもらっています（以前は、そのような診断書がいらなく、事件があったため厳しくなったようです）。
その後、身辺調査が開始してから医師の診断書も持ち合わせていない近隣に聞き込み調査が始まります（それって、一番危険じゃないのか？まともかどうかわからないやつに、「どこの誰が猟銃を所持したいと申請したのですが…」って聞きまわるのは安全面で妥当なのか？）。
もちろん指定した人に身辺調査をしてくださいと、指定できますが、担当者が勝手にそれ以外にも聞きまわることがあります（えっ、それはその書類に記載した意味すらないって思いますよね…）。
身辺調査の対象にする人がまともかどうかも調査したうえで、聞き込みしてほしいものです。
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